プロローグ                                           
 
そう今からだいぶ前の1993年にアマゾン淡水シーラカンスの名前で衝撃のデビューをした魚がいる。
その名もタライロン。その風貌は正にシーラカンス。
私自身も過去にこのタライロン(アマゾン淡水シーラカンス)を捕獲しに行った事がある。
性格は非常に凶暴で危険。玄人好みの魚と言った感じだ。
あれは今から10年以上前の事だ・・・。
その当時タライロン(アマゾン淡水シーラカンス)タライーラ[ホーリー](良く似た魚)となにが違うか毎晩よく議論したものだ・・・。
ある程度の仮説はたてのだがはっきりした結論までいたらなかった様な気がする・・・。
今でも熱帯魚愛好家の間では、このタライロンを本物とか偽物とか議論しているようだ。
今回は長年言われ続けているこの疑問を解決すべく南米に向かう事にした・・・。
 
生息地の違い・・・
 
そもそもポルトガル語でホーリータライーラそれが大きくなればタライロンなのだがこれを言ってしまうと結論がでないので今回は封印させてもらう事にする・・・。
私なりの考えと現地情報を交えながら説明したいと思う。
ホーリーは湖沼や止まり水イガラッペ(小川)などの南米各地に生息しているが私の考えるタライロンは基本てきにアマゾン川に落ちる支流(マデイラ・ジュルエナ・シングー・トロンベタス・タパジョース他)もしくはアマゾン川を中心として西側の地域(アマパ州やギアナ3国・ヴェネズエラ)にしかいないと思われる。
それとタライロンは必ず鰓膜(エラ蓋後方の薄い部分)に黒い斑紋が必ず入りいくら大きくなろうがホーリーには絶対に入らないと思われる。
そして、一番の違いは産卵形態だ異なると思われる。
これは、漁師さんに聞いた話だがタライロンは大型ナマズと同じで産卵遡上(ピラセーマ)し産卵が終わるとまた川を下ると言う。
現にピラセーマの時期に刺し網を張ると大型のタライロンがおもしろいように捕れると言う。(もちろんピラセーマの時期は禁漁なのだが・・・。)
逆にホーリーブラックタライロン含む)は産卵すると親が守り、近くを通ろうもんならすぐに噛みついて血祭りにあげられると言っていた。
この事から、産卵し親が守るのは全部ホーリーの仲間だと推測できる。
親が守らないのであれば生存率が極端に低く孵化後に襲われやすくなりタライロンの生息地が限られているのも納得できる。
ただし、これはHoplias macrophthalmusグループに限っての事だと思われる。
同じHopliasグループのHoplias aimaraは上記グループの生息するアマゾン河の支流と違い独立河川に住んでいるからである。
私の仮説だが、Hoplias aimaraグループはホーリーと同じように親が卵を守ると思われる。
なぜなら、幼魚が同じ場所で複数個体採集できるからである。
macrophthalmusグループとなるとこうは、いかない。
aimaraグループは、ちょうどホーリーとタライロンの中間種だろう私は考えている。
aimaraグループは、昔アマゾン河と繋がっていた時のなごりで大きくはなれるが独立河川になってからは、食物連鎖のトップグループに入れるようになり外敵に襲われる危険性が減った為と思われる。
現にアマパ州などの独立河川では淡水エイを見かけても大型鯰や淡水イルカの類をほとんど見た事がない。
あくまで私個人の仮説だが、襲われなくなり群れを作ってまで産卵する必要が無くなった為だと推測している。
ちょっと話しがそれてしまったのでホーリータライロンの話しに戻す事にする。
ホーリーはどこでもいるのに対しタライロンは岩場近辺にしかいないのも付け加えておこう。
注(これは、macrophthalmusグループに限る。aimaraグループは砂地にも多数生息している。)
日中は岩場に身を隠し日暮れとともに浅場に餌を食べにきてまた戻って行くのが普段の彼らの生活スタイルだと思う。
なぜなら本物タライロンが釣れるのはほとんどが夕方だからである。
夕方は蚊(マラリア蚊も含む)がすごいので採集を更に難しくさせている。
この事からも、もし手に入れる機会があったならば是非大事に飼ってもらいたいと思う。










捕食の違い・・・
 
タライロンは捕食のさい常に上を意識していると思う。
タライロンが釣れるときは、必ずと言って良いほどルアー(及び餌)が着水した瞬間か着水してからのファーストアクションでヒットする。
タライロンをパッキングしようとして襲われるのは、この理由からも考えられる。
タライロンは、ホーリーなどと違いエサやルアーを追い続ける事あまり無い。
逆にホーリーは、完全に仕掛けを回収するまでしつこくアタックしてくる。
もうひとつ面白い話しをするとタライロンは、小さいルアー(口に簡単に入るサイズ)に反応するが大きいルアーにはあまり反応しない。
タライロンが、餌を選んで捕食している為だと思われる。
逆にホーリーは自分の体より大きいルアーにでもさかんにアタックしてくる。
上記の事からもタライロンとホーリーの食性が、違うと考察できる。
もし、釣りに行く機会があるならばタライロン用には、トップウォータやフローティングミノーなどの表層をトレース出来る小さめのルアー。ホーリーには絶大な威力をほこるスピナーベイトなどをおすすめしたい。
巨大淡水シーラカンスの最大は・・・
 
淡水シーラカンス(タライロン)ははたして何処まで大きくなるなるのかと私は大きな疑問がある。
みんな信じないだろうが、私が今までに見た最大のタライロンはマデイラ河の支流で見た個体で頭がない状態で1.3mはあった。あまりの大きさにピラルクーと見間違えてしまったくらいだ。
次はマナウスの日系人のお土産屋さんで見たジュルエナ河産のタライロンの剥製で1.2mはあった。
でも、これ位で驚いていてはまだまだ甘い。
私が今まで見た個体よりはるかに大きい個体がシングー河水系最上流のインディオ保護区に生息しているという情報をキャッチしたからだ。
けれども、そこは一般人立ち入り禁止のヤバい場所で入れるかどうか分からないとのことである。
インディオ保護区
 
今回、特別インディオ保護区の為FUNASA(旧FUNAI)インディオ保護局に問い合わせるがなかなか許可がおりない・・・。長時間交渉した結果、インディオにもし接触したらすぐ逃げるのとFUNASAの人間も同行させるという条件付きで特別許可をえられることになった。
事前情報だと50kgオーバーのタライロンがこの河には、生息しいると言う。
注※ブラジル人の話しはすぐに大きくなるので気をつけて下さい。
かなりの眉唾ものだがあまり嘘をつかない漁師が言っているので今回は信じる事にした。
使用タックル
 
私は餌釣りでもルアー釣りでも何でもするのだがシングー水系にはピラニアが多い為今回はルアーで狙う事にした。
今回のタックルはロッドがSIMANOのオシアAR−CのS606L(本当はLESATHの1705Rか2682Rを持って行きたかったのだが1ピースなのであえなく断念)リールはSTELLAのSW500VARIVASの10×10PE1.5号300mを巻きリーダーをVARIVASナイロンリーダー12LBを3mにした。
その先にワイヤーリーダーを点けたのが今回のラインシステムである。
ルアーはDUOのベイルーフS80とSIMANOのオシアミノーヒラメスペシャルF90がタライロンに実績が高いので使用することにした。タライロンにはフラッシングが強い物ほど良いと思われる。
今回使用ラインを細くした理由は、流れに対応させるのと飛距離をのばす為である。
他の地域
 
今回このインディオ保護区とは、別にイリリ河とシングー河でもタライロンハンティングをしてきたので先にここで紹介したいと思う。
シングー河
シングー河中流の町アルタミラよりボートでシングー河を下っていき初めてインペリアルゼブラプレコが
見つかった場所から攻める事にした。
早速船のエンジンをきり河の流れに乗せ船を流すことにした。773
(以外にも水の中にいると船のエンジン音は、うるさいので魚は警戒する。)
ルアーを投げるが当たりすらない・・・。
日が陰ってきたころになるとようやくルアーに「コンコン」となにかがアタックしてくるようになった。
中々ヒットしないのでジャークして止めを入れてみた。
すると
「ジー・・・プツン!?」
と言いルアーごと魚に盗まれてしまった。
どうやら犯人はピラニアっぽい。リーダー部分にでも噛みついたのだろう。
しかたないのでリーダーを結び直しルアーをつけた。
ルアーを投げるとすぐにコツコツと当たりがあり合わせをいれると丸々太ったブラックピラニアが釣れてきた。
非常に美味しそうだったのでそのままキープする事にした。
(調理例は写真を参照して下さい。身質や味は真鯛に非常に近く川魚特有の臭みもなく非常に美味!!)
夕方になってきたのでチャート系のルアーに交換すると今度はたて続けにトュクナレ(ピーコックバス)
が釣れてくる。
シングー河は最高だ!!すっかり今回の目的を忘れてしまったいた・・・。
急に今回の目的は、タライロンだということを私は思い出しルアーをタライロン専用の物に取り換えることにした。
私の中でタライロンハンターの異名をもつすごいルアーDUOのBAY RUF S80。
過去に釣り上げたタライロンの9割以上がこのルアーだ。!!
トュイッチをいれたときのヒラ打ちや流れの中でもよく泳ぐ文句無しの名品である。
日本でのシーバス(鱸)釣りでもこのルアーでかなり釣らせてもらった。
ルアーを交換して何投かしたときだった・・・。
「ドバン!!」
ルアーが着水すると同時に水しぶき立ち上がった!!
本命魚タライロンだ!!
鱸のエラ洗いのごとくよく首を振りジャンプをする。
「バシャバシャ ドボン」
2mは飛んだだろうか、あまりの暴れっぷりで2本かかっていたフックが1本外れてしまった・・・。
流れに乗って中々上がってこない。
5分位のやりとりでようやく釣り上げるができた。
この個体もやはり鰓膜(エラ蓋後方の薄い部分)に黒い斑紋が入っていた。
これぞまさしくタライロンというような7kg位の個体であった。










イリリ河

初日

車にボートとエンジンを積みシングー河中流の町アルタミラをでた。
今回の目的地イリリ河上流部までは、かなり遠い。
3時間かけて牧場の入り口まで行き牧場から4時間かけて川岸にでて更にイリリ河の上流まで船で遡るのが今回のルートだ。
早朝5時に出発したのにも関わらず途中の川で色々な魚を採集してたらかなり遅れてしまった・・・。







到着して時計をみたら午後3時30分を指していた。
だいぶ遅くなってしまったのですぐにボートを降ろし急いで出発する事になった。
30分位河を遡りボートを止め流すことにした。
釣り道具をセッティングして早速ルアーを投げる。
「ガボン!!」
1投目から早速ヒットした。魚影が濃い証拠だ!!
「ジ、ジ、ジー」
ドラグが滑りかなりの勢いでラインがでていく。
何が掛ったのだろう?
「バシャン!!」
姿がようやく見えた。
「ビックーダ!!グランヂ!!」
※訳(ハイドロシナスガー!!大きい!!)
と漁師が叫んだ。まあまあのサイズだ。
ネットに入らないのでペンチではさんでボートにあげることにした。
80cmオーバーだった。
この後もタライロン以外の魚が色々釣れた。
トップウォータで色々狙ったがタライロンがなかなか釣れないのでタライロンハンターの異名をもつルアーDUOのBAY RUF S80につけかえる事にした。
ルアーを付け替えて3投目、アクションを入れて止めた瞬間だった。!!
「ジーーーーーーーーー!!」
凄い勢いでスプールが回転していく。
「バシャ・バシャ・バッシャン」
本命タライロンのお出ましだ!!
勢いよく糸がでた割には魚体が小さかった。
割りとすんなり上がってきた。
60cm程の小物だったがまさしくタライロン。
鰓膜(エラ蓋後方の薄い部分)に黒い斑紋が入っていた。
本物は必ず入るもんだと感動した。だんだん解明できてきたぞ。
今日は野宿なのでみんなの夕ご飯分の魚を釣らないといけない使命がある。
後半変なプレッシャーがかかってしまいなかなか思うような釣果が上がらない。
1mオーバーのペイシェ・カショーホもばらしてしまった・・・。
目の前まできたのに残念だった・・・。
しかたないので餌で夕ご飯用のピラニアを釣る事にした。
「ヒット!!」
と思ったが今度はタイガーシャベルが目の前まできて外れてしまった。!
今日はどんどん魚が逃げて行き困ってしまった・・・。
やっとの思いでピラニアを釣り上げようやく夕ご飯となった。
ご飯を食べてると
「プーン」
と耳の近くで嫌な音が聞こえた。
日暮れともに恐ろしい数の蚊が襲ってきた。
漁師のみんなが
「エセ カラパナ ダ マラリア!!」
※訳(それ、マラリア蚊だ!!)
としきりに私を脅してくる。私が
「ノン テン プロブレーマ トロッシ マッター カラパナ エスペシャル!!」
※訳(問題ないよ。蚊を殺す特別なの持ってきたから!!)
と言い。香取線香を取り出し火を点けた。
もくもくと煙が立ち上る!?
「ガーン」
ブラジルの蚊には全然効かず漁師に爆笑されてしまった。
香取線香は屋外だと全然効かないと痛感した。
かなりボコボコに蚊に刺されてしまった。
あまりの蚊の多さに夕ご飯をそこそこにし急いで河を下る事にした。
釣りに向かう途中で漁師が刺し網を仕掛けて行ったのでみんなで網をあげに行く事にした。
船が走っている間中、虫が目や鼻や口にガンガン入ってくる。
たまったもんじゃない。もう、イリリ河には、来たくないと思った。
虫に襲われながら網を仕掛けたポイントにようやく着いた。
ところが懐中電灯点けた瞬間悲劇は起きた・・・。
懐中電灯に大量の虫が集まってきてすぐライトが見えなくなる。
あまりの多さに気持ちが悪くなった・・・。
網を上げると色々な魚が獲れた。
ペイシェ・カショーロ、バルバード、スーパーノタータス、ハイドロシナスガー、オレンジフィンカイザープレコ、カラープロキロダス、ゲオファーガス、ミレウス各種、クリマタと多種多様に採れた。






















明日に備え今日は早めの野宿をする事にした。
それにしても今日は魚をばらしまくってさんざんな1日だった・・・。
2日目
朝、漁師の叫び声で目が覚めた
「オンテン パッソー オンサ アキ!!」
※訳(昨日、ここジャガーが通っていったって!!)
私が
「ベルダージ セーリオ!?」
※訳(本当?!まじで!?)
と聞くとしきりに地面に指をさしている。
見ると、私達の食糧が食い荒らされ地面には、獣の足跡だらけだった・・・。
しかもご丁寧に糞まで落ちていた。
漁師が
「マイス オウ メーノス 300kg ムイト グランヂ
ムイト ペリゴーゾ!!」
※訳(推定300kg以上の大型個体でまじでやばかったって!!)
と非常に興奮してしゃべっていた。
ハンモックで寝ていた私は食べられなくて良かったと本気で思った。運が良かったのだろう・・・。
奥地にはまだまだ自然が残っていると感じた。
川岸まで行くとオタジャクシみたいなのが凄い数でうごめいていた。
網ですくってみると全部小型鎧鯰の1種コリドラスspテイエテと呼ばれている類だった。
それにしても恐ろしい数がいた。あまりの多さに採る気も失せた。
ジャガーに食糧をほとんど食べられてしまったので早朝からの食糧調達の為のフィッシングを
しなくてはいけなくなってしまった・・・。
昨日と同じで刺し網を仕掛けてからの出発となった。
今日は更なる大物を求めて滝を船で登る事にした。




それにしてもこの滝は危険すぎる。
遡っている最中で2回もボートがひっくりかえりそうになった。
命がけでようやく滝をのぼりきった。
ブラジル漁師の根性にはつくづく驚かせられる。
滝を通過したそこには手つかずの大自然が広がっていた。
早速ルアーセットして投げると全員入れ食いでトュクナレ(ピーコックバス)やブラックピラニア、パイクなど
が立て続けにヒットした。そのぶんバラシも多かった。
残念な事にタライロンは全然釣れなかった。みんなで釣った魚をさばいて朝食兼昼食を
食べる事にした。


 
今日は豪快アマゾン鍋だ。
作り方は、非常に簡単。
水、玉ねぎ、ジャガイモ、ゆで卵、トマト、さばいた魚を入れてからひと煮立ちさせ塩をいれたら完成だ。
おっと忘れちゃいけない最後にブラジルの名物香辛料ピメンタもいれなくては・・・。
みんなで楽しく食事をした。
それにしてもイリリ河の水で作ったトュクナレ(ピーコックバス)のカウデラーダ(煮込み鍋)は美味かったな・・・。
最後に朝、刺し網をはったポイントに戻り網を上げてから帰ることにした。
ところがいくら網を探しても見つからい。
漁師と話しをするとどうやらインディオが盗んで行ったようだ。
しかたないないので長い道のりをかけて帰ることにした。
それにしてもインディオはよく物を盗むらしい。困ったものだ・・・。
タライロンの聖地アウデイア
 
ボートで私と漁師3名とFUNASAの役人の計5名でインディオ保護区のアウデイアに向かっていた。
シングー河最上流のこの河は非常に綺麗な河だ。ジョジョカの村から秘境アウデイアまでは片道4時間のロングクルージングだ。
河は、クリアウォーターで無数の岩が水の中から顔をのぞかせている。
多分新種のプレコもたくさん生息しているだろう・・・。
本当は採集したいのだが釣りのみと言う事で特別許可をだしてもらったので
今回はしかたなく我慢する事になった。
ボートは岩や浅瀬を回避しながらひたすら遡っていく・・・。
それにしても遠い。
長時間アルミボートに座っているとだんだん腰と尻が痛くなってきた・・・。
長い長いクルージングのすえようやく目的地のアウデイアに着いた。
アマゾン奥地ということも手伝ってか人気がまったくない。
少し不思議な感じもする。
運が良いのか悪いのかここまで来る途中インディオとは、遭遇しなかった。
ここアウデイアは、何も無いのでまず昼食用の魚を釣る事から始めなくては行けない。
早速タックルをセットしてルアーを投げるがあたりもなく魚も1匹たりとも魚が釣れない。
私の頭の中では、奥地にいくほど入れ食いというイメージだったのだが・・・。
非常に裏切られた気分だ。
漁師が私の事をヘタクソだとヤジを飛ばしはじめてきた。
FUNASAの役人ネルソンは、釣りをしたことが無いので私にも釣りをさせてくれと言ってきた。
ルアーじゃ全然釣れないので全員でエサ釣りをすることにした。
スーパーノタータスはかなり入れ食い釣れた。
FUNASAの役人ネルソンは大喜びしている。
ふと、この役人は何しに来たのだろうと?思ってしまった。
この後、カショーロを追加して無事昼食を食べれる事になった。
みんなで美味しい魚の塩焼きを食べた
昼食を食べたあと一休みして再び捕獲に向かう事にした。
自然が相手だと言ってしまったらそれまでだがそれしてもあたりが全然ない。
また、漁師にだまされたふと考えてしまった。
日が傾きかけてきたときだったルアーを投げたらたて続けにトュクナレ(ピーコックバス)がヒットした。
普段なら嬉しいのだが本命じゃないのであまり素直に喜べないでいた。
もうそろそろ帰らないといけない時間もおしせまってきた。
そんな事を考えて投げていたらルアーが引っ掛かってしまった。
引っ張ったりしてもうんともすんとも言わない。
しかたないのでボートで近付いてルアーを外すしかなさそうだ・・・。
その時だった!!
「ジ・ジ・ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「バシャ・ヴァシャン・ドッボン!!」
何が起きたか意味がわからない。!?
「ジ・ジ・ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「バシャ・ヴァシャン・ドッボン!!」
「タライロン ジガンテスコ!!」
※訳(巨大タライロンだ!!)
全員目が点になった。
そう、根がかりしていると思ったのは魚が掛かっていたのだ!!
しかも、ピラルクーサイズのタライロンだ!!
あんな、細いラインにしとくんじゃなかったと後悔した・・・。
考えながらやりとりしていたら急にラインのテンションが無くなってしまった。
あきらめかけたそのときだった!!
「バシャ・ヴァシャン・ドッボン!!」
「ジ・ジ・ジーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
またラインが出されていく。しめたまだタライロンが掛かっている。
それにしてもでかい!!しかもよく跳ねる。!!
あの巨体で4mは、ジャンプする。あまり飛びように驚いた!!
ラインをだされてはリールを巻くまたラインをだされは、リール巻く。
一進一退の攻防が10分を過ぎたころだろうかようやく少しずつラインが巻けてきた。
更にその5分後その巨体が水の底から浮かび上がってきた。
軽く25キロ以上はある巨大タライロンだ!!
「ドボン」
大きくて引き上げられないので漁師が水の中に飛び込んでくれた。
漫画釣りキチ三平に出てくる魚紳さんのように抱きかかえて取り込んでくれた・・・。
「ズドン」
と音とともにボートの中に無事とりこまれた。
「巨大タライロン捕獲成功だ!!」
無事捕獲に成功し全員で握手を交わしおめでとうとたたえあった。
またこの地を訪れる機会があるなら更なる大物にチャレンジしてみたい・・・。
タライロン